ワークショップによるDIY支援
しまなみ海道大三島
「オオミシマスペース」 DIYワークショップ
瀬戸内しまなみ海道の真ん中「大三島」にある、「ワーク&ライフ」をコンセプトにした一棟貸切の小さな宿。
ファミリーやグループだけでなく、小さなチームの合宿やワーケーションなどのワーキングステイにも利用できるプライベートステイ。
瀬戸内海に浮かぶ島、大三島で行った二日間の床貼りワークショップ。
いま時はエアー工具を使ってフロアタッカーと言われるくぎ打ち機でフローリングを貼るのが主流となっておりますが、DIYの場合そんな専門的な道具を使える事はまずないことから、10数年前の施工方法に戻って金槌でフロアネイルと言われるフローリング専用の釘を打ち込む原始的な施工を行って貰いました。
フローリングの実(さね)部分に斜め45度から釘を打ち、釘絞めで締める(奥まで打ち込む)手順に参加者は四苦八苦です。
慣れるに従い釘打ちのスピードと精度があがり、丸鋸で床材をカットするようになる人が表れ、幅定規という特殊な方法で採寸してたり、みるみる技術があがっていきます。さらには、参加者が阿吽の呼吸で作業が効率的に進んでいく、チームとなってました。
オーナー様より
今回のワークショップでの経験では、経営者としての志を育てていただいている気がします。
DIYワークショップをせずに工務店へ発注するだけの方が楽です。そうすると、このプロジェクトは自分だけの責任。失敗しても自分のせい。
でも、今は違います。もうオオミシマスペースは私たちだけのものではありません。時間や労働力、応援する気持ちを遺憾なく提供くださった参加者や高橋さんのものでもあります。
瀬戸内の島で、暮らすように滞在する
丹波古民家再生プロジェクト( 大路未来会議 )
大阪・神戸から1時間ちょっと 。
生きがい・やりがい・居場所・仲間を作ってまずは自分自身を再生しよう。
豊かな自然のどかな里山がある”トカイナカ”丹波で古民家をみんなで再生しみんなが、自分らしく、在ることができる場を作る。
古民家を再生することから生きがい・やりがい・居場所・仲間を作ってまずは自分自身を再生。そんなコンセプトで今なお継続中のプロジェクト。
★少子高齢化の地方の再生
★農地や山林の再生にも繋がり、やがては、自然にみんなが幸せであり続けられる持続可能な社会の実現に繋がればいいなと思っています 。
★プロの技術が学べる
DIYで改修するといっても素人だけでやるには心許ないし、あとあと問題が起こってくる可能性がありますのでプロの方に監督、指導してもらいます。
・将来自分で古民家をリノベしたいと思っている方
・劇的ビフォーアフターをリアルに体験したい方
・DIY大好きな方
・これから大工を目指している方
・古民家再生を今後していきたいと思っているプロの方
・大工や左官のスキルアップをしたいと思っているプロの方
にはDIYを体験できる絶好の機会でした。
地域で自給できる、持続可能なコミュニティをめざして
あわくら温泉元湯断熱改修DIY
冬になるとやたら寒い、なんとかしたい。。
施工指導を行うので、簡単な作業については自分たちでされてはいかがでしょう?とDIY改修をお勧めしました。
岡山県の北端、鳥取県との県境近くの山間の村落、西粟倉村のゲストハウスで断熱改修の現地調査を行いました。
事前に築年数や外観写真を見せて頂いて予測していた通りの建物で、窓はアルミサッシ、床下と天井はほぼ無断熱で真夏や真冬の厳しさは想像に難くなく、宿泊施設として稼働されるには性能向上を考えるべき建物でした。
本来なら全面的な改修をお勧めしたい所ですが、既に営業されていることもあり、工期及びコストのことを鑑みるとあまり張り切った提案をしたところで現実的で無いと判断して、段階を踏んで出来るだけ簡易で費用対効果の高い断熱改修をしませんか?とご提案。
神戸から離れていることもあり、施工指導を行うので、簡単な作業については自分たちでされてはいかがでしょう?とDIY改修をお勧めしました。
断熱改修のセオリーと現実の優先順位。
建物の断熱性能(断熱と機密の性能)を高めるのに最も効果が大きいのは何と言っても開口部の改修です。サーモグラフィーで計測してみるとシングルガラスのアルミサッシは外気温と同じ温度になっていました。
サッシ枠ごと交換してペアガラス、もしくはトリプルガラスに交換すると室内環境は大きく改善しますが、費用的な負担が大きくなるし、インナーサッシを取り付けるのは意匠的に少し問題があるので今回は見送り、その代わり無断熱の床下と天井裏への断熱材の重点と、土のままになっている床下の土間への防湿シートの敷き込みに焦点を絞ってDIYで出来る事と専門技術を持った職人による施工を組み合わせた断熱改修プランを提案することにしました。
ゲストハウスという業態ではきっとその方が合っていると思うのです。西粟倉に宿泊に来られる方の体験が快適なものになるはずです。
旅の途中に立ち寄るともだちの「家」のように、肩肘張らずにのんびりと里山の時間を楽しめる場所
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